今回は、自分のメインPCにて行っているバックアップ方法を紹介します。
 

1.データ用HDDを、RAID1で2重化

1台がクラッシュしても、もう1台より復旧可能。
この手段は、常に働いているので、他のバックアップをサボっていても、最低限の保護はなされている状態となる。
 

2.別ドライブにバックアップして、これをテープ(LTO Ultrium3)に保管

「Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Workstation(英語版)」を使用してバックアップ。
 
※2013/06/23 時点情報
最新バージョン:Acronis Backup & Recovery 11.5 Advanced Workstation(英語版)
 

DISK To DISK(Acronis) のバックアップ画面
backup-method-201104-01  

DISK To DISK(Acronis) のバックアップファイル
backup-method-201104-02

3.データドライブの内容を、別ドライブやネットワーク共有にミラーリングコピーする自作robocopyバッチを使用

これは、Windows VistaからOSの標準機能で使用できる、コマンドライン用プログラム
「robocopy.exe」(Robust File Copy Utility)
を使用する方法。
 
通常のファイルやフォルダのアイコンをドラッグしてのコピーより高速で、ミラーリングバックアップ可能な高性能ツール。
しかも、無料で利用できるのが素晴らしい。
 
※Windows XPは、このサイトなどを参照して、リソースキットを入手してインストールすることで使用可能
@IT:Windows TIPS — Hints:Windows OS向けリソースキット・ツールを入手する
 
使用方法などは、このサイトなどを参照。
Windows TIPS:robocopyでフォルダをバックアップ/同期させる – @IT

自分は、このrobocopyのコマンドラインオプションを自動生成して実行できる、自作robocopyバッチを使用してバックアップを実施。
バックアップ先は、以下の2種類
・同一PCの別ドライブ
・別PCのネットワーク共有

自作robocopyバッチ(Win7用)開始
backup-method-201104-03

自作robocopyバッチ(Win7用)完了
backup-method-201104-04

※2013/06/23 時点情報
この記事より後に書かれた新しい記事にて、より新しい自作robocopyバッチが公開されたので、 この記事でかつて公開されていた古い自作robocopyバッチは公開中止とします。
 
自作robocopyバッチは、こちらの記事からダウンロードできます。
2011/05/12公開:自作robocopyバッチの公開・解説_201105

今回は、自分のPC環境(メインの自作機)を紹介します。
 

マザー :ASUS P6T-DELUXE
CPU :Intel Core i7 920
メモリー:DDR3 2GB×6本(トリプルチャンネル×2)で、12GB
ビデオ :nVIDIA GeForce GTX260
 

HDD1:1TB(システムドライブ)
HDD2:600GB×2台をRAID1(ミラーリング)で600GBとして使用(データドライブ)
HDD3:1.5TB(バックアップ用、ワーク用)
HDD4:1.5TB(バックアップ用)
 

BD-RW :PIONEER BDR-203
BD-ROM:LITEON DH-4O1S
 

ケース :Thermaltake Armor+ VH6000SWA
電源  :SCYTHE 超力2プラグイン 850Wモデル
 

OS  :Microsoft Windows 7 Ultimate x64 Service Pack 1
 

モニター:BenQ G2400WD(24インチ、1920×1200)を2台で、デュアルモニター
プリンター:Canon LBP-5400(A4カラーレーザー、両面対応、LAN対応)
 

サウンドボード:Creative SoundBlaster X-Fi Digital Audio
アンプ    :ONKYO MA-700U
スピーカー  :ONKYO D-D1E(オーディオ用パッシブスピーカー)
※サウンドボードとアンプは光デジタル接続、アンプとスピーカーはスピーカーケーブル接続
 

SCSIボード:Adaptec SCSI Card 29160LP(ASC-29160LP、Ultra160 SCSI)
テープドライブ:Dell PowerVault 110T LTO-3(Ultra160 SCSI、LTO Ultrium3)
※SCSIボードとテープドライブは、外付け用Ultra160 SCSIケーブル
 (LVD(Low Voltage Differential))で接続